7日午後3時ごろ、東京地検などが入る東京・霞が関の中央合同庁舎6号館の警備員から「正面玄関近くに塗料をかけた男を確保した」と110番通報があった。
「検察庁」と書かれた石看板に塗料がかけられており、警視庁は関与を認めた60代くらいの男を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。容疑を認めているという。警視庁は検察に不満を持っていたとみて調べている。
丸の内署によると、男は同日午後2時50分ごろ、東京都千代田区霞が関1丁目にある庁舎の正面玄関近くの石看板に黄色の塗料を振りかけ、損壊した疑いがある。庁舎の警備員が取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡したという。塗料は水性ではない可能性が高いといい、署が成分を調べている。
現場は皇居の桜田門から南東に約300メートルの霞が関の官庁街。法務省の「赤れんが棟」や東京地高裁に隣接し、近くには警視庁本部や日比谷公園もある。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル