「欲しい物はお金払って」ダンディ坂野さんら 非行防止呼びかけ

 子どもに防犯意識を高めてもらおうと、警視庁少年育成課は19日、イオンモールむさし村山(東京都武蔵村山市)でトークイベントを開いた。お笑い芸人のダンディ坂野さんや、俳優で小学1年生の永尾柚乃さんが参加した。

 イベントでは坂野さんらが子どもらと一緒に「万引き」は窃盗罪という犯罪であることや、防犯標語「いかのおすし」の内容を確認。坂野さんは「欲しい物はお金を払ってゲッツ」。永尾さんは「(夕方を知らせる)チャイムが鳴ったらおうちへ帰ろう」と呼びかけた。

 都内の高校生以下を対象に募集した非行防止啓発ポスターの表彰式もあり、都内160校から寄せられた1670点の中から選ばれた12点の作者に賞状が渡された。佐野裕子・生活安全部長は「子どもを狙った性犯罪などが増えている。不安に思ったら気軽に(警察へ)相談を」と呼びかけた。

 「いかのおすし」は子どもを犯罪から守る標語。ついて「いか」ない▽車に「の」らない▽「お」おごえを出す▽「す」ぐに逃げる▽大人に「し」らせる――といった意味をもつ。御船紗子

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment