「歴史に刻む一音を」がモットー 愛媛2校が全日本吹奏楽コンで銅賞

高原敦

 名古屋市名古屋国際会議場で22日にあった第70回全日本吹奏楽コンクール全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の中学校の部で、愛媛県内から四国支部代表として出場した松山市立西と四国中央市立三島東は銅賞を受けた。

 松山市立西は自由曲に、グラハム作曲の「巨人の肩にのって」を選んだ。勢いと迫力のあるサウンドを響かせる一方、繊細な音色もしっかりと出し、息の合った演奏を会場に届けた。

 今年度のモットーは「天下夢奏 歴史に刻む一音を」。コロナ禍で部員のマスクの下の表情が見えない分、「目を明るく元気に」を意識してきた。栗原愛伊部長(3年)は「部員50人で作り上げてきた音楽。全国の舞台で悔いのない演奏ができた」と語った。

 三島東の自由曲は、福島弘和作曲の「吹奏楽のためのエッセイⅡ」。静かなテンポと軽快なテンポを織り交ぜ、息の合った演奏を披露した。

 大和田陽愛部長(3年)は「一つ一つの音を丁寧に出せた。みんなが納得できる演奏だった」と語った。

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 全日本吹奏楽コンクールは、全部門を有料でライブ配信する。詳細は特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で。(高原敦)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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