栃木県上三川町で10月、乗用車の車内から高校1年の女子生徒が遺体で発見された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職安栖(やすずみ)達也容疑者(28)=埼玉県熊谷市拾六間=が、「車内で女子生徒の首を素手で絞めた」などと供述し、殺害への関与を認める説明をしていることが1日、捜査関係者への取材でわかった。栃木県警は殺人容疑での立件も視野に捜査している。
捜査関係者によると、安栖容疑者は女子生徒との間で2人の関係性をめぐりトラブルになったと話し、「殺すつもりで呼び出した」という趣旨の供述をしているという。
死亡したのは、千葉県柏市在住の坂巻杏月(あづき)さん(15)。遺体は10月19日午前3時ごろ、車の後部座席で見つかった。死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死で、全身に複数のあざや擦り傷もあり、傷は前面に集中。10月17日前後に死亡したと推定される。
2人は坂巻さんの遺体発見の数日前からマッチングアプリのメッセージ機能を使ってやりとりを重ね、10月17日の坂巻さんの下校後、都内で待ち合わせて栃木県に向かったとみられるという。遺体が見つかった車は、安栖容疑者が同13日に宇都宮市内のレンタカー店で約1週間の予定で借りていた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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