「永遠の化学物質」PFAS 汚染源わかったのは81地点中2地点

 人体への有害性が指摘される化学物質「有機フッ素化合物」(総称PFAS(ピーファス))について、2021年度に国の暫定目標値(1リットルあたり50ナノグラム)を超えた13都府県の81地点中、汚染源を特定できたのは2地点のみだったことがわかった。

 21年度は、31都道府県の自治体が河川や地下水など1133地点で実施。環境省が自治体に聞いたところ、暫定目標値を超えた81地点中、12都府県の79地点は汚染源が特定できなかった。PFASは古い泡消火剤などに含まれており、基地や空港、精密機器の工場などが排出源と指摘されている。特定できたのは大分市の2地点で、過去にPFASを使っていた工場敷地内の井戸だった。

 同省が自治体向けに作った「…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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