スペイン北部で開かれた第68回サンセバスチャン国際映画祭で26日夜(日本時間27日未明)、授賞式があり、コンペティション部門に参加していた佐藤快磨監督(31)の「泣く子はいねぇが」が最優秀撮影賞を受賞した。撮影を担当したのは月永雄太(44)。
秋田県・男鹿半島を舞台に、娘が生まれても父親の自覚が持てない主人公たすく(仲野太賀)が成長していく姿を描いた。佐藤監督の商業映画デビュー作で、その才能を評価する映画監督の是枝裕和(58)が企画に名を連ねている。国内では11月20日公開予定。(小峰健二)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル