「泥流地帯」、直筆原稿の複製を返礼品 映画化向け、上富良野町

 北海道上富良野町は、三浦綾子の小説「泥流地帯」の映画化を支援するため、ふるさと納税の返礼品に三浦の直筆原稿の複製品を加えた。三浦綾子記念文学館旭川市)が協力した。複製は1ページあたり1点に限定し、印刷物のほか、1点もののデジタル作品を証明する「NFT」を使ったデジタル複製も用意した。三浦作品の原稿の複製を第三者に譲渡するのは初という。

 「泥流地帯」は1926(大正15)年の十勝岳噴火を題材に、復興に取り組む人々の姿を描く。舞台となる上富良野町では2018年、町民が「映画化を進める会」を立ち上げ、東京の映画制作会社が映画化の準備を進めている。

 町もふるさと納税による収入…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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