「浅はかだった」ゴミ収集職員がゴミを不法投棄 名古屋市が懲戒処分

寺沢知海

 自宅で出た家庭ごみを不法投棄したとして名古屋市は5日、ごみ収集を担当する環境局の男性職員(51)を減給10分の1(4日)の懲戒処分にし、発表した。

 市によると、男性職員は5月9日、同市中川区内のマンションの敷地内に、紙などが入った段ボール1箱とプラスチック製の容器などが入ったポリ袋9個の計約4・5キログラムのごみを不法投棄したという。

 市の調査に対する男性職員の説明では、家庭内にたまったごみを職場で捨てようと自転車に積んで運んでいたところ、バランスを崩しそうになったため、マンションの敷地内に捨てたという。「浅はかだった。市民の信頼を傷つけてしまった」と話しているという。

 マンションの関係者が警察に通報し、ごみの中にあった郵便物などから男性職員が特定された。名古屋区検が6月に廃棄物処理法違反罪で略式起訴し、7月に名古屋簡裁が罰金10万円の略式命令を出した。(寺沢知海)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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