「清掃で使った除草剤で枯れた」ビッグモーターが謝罪 消えた街路樹

矢島大輔

 中古車販売大手ビッグモーター店舗前の街路樹や植え込みが枯死している問題で、同社は28日、複数の店舗について「過去の清掃活動で使った除草剤などによる影響で枯れた可能性が高い」とする謝罪文を公式サイトで発表した。具体的な場所などは明らかにしていない。

 同社は、外部からの指摘を受けて調査し、判明したとしている。外部の専門家に相談のうえ、土壌の入れ替えや植樹など、原状回復に向けた手続きを行う方針で、「多くの方々に大変なご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと深くおわび申し上げます」とした。

 国土交通省は同日、管理する国道沿いにある同社の111店舗のうち、10店舗の前で植樹がこの5年ほどの間に枯死していたと発表。除草剤がまかれていたことが確認できれば、警察に被害届を出す方針を示していた。他の自治体でも次々と判明。同社は「国交省、および各自治体による街路樹周辺の現地調査に全面的に協力する」としている。(矢島大輔)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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