大阪府内などで空き巣を繰り返したとして、大阪府警は1日、奈良市三碓3丁目、無職の男(81)を窃盗や住居侵入などの疑いで逮捕・送検し、捜査を終えたと発表した。男は容疑を認め、「手足が痛むようになり、痛み止めや湿布を買う金がほしかった」と話しているという。
捜査3課によると、男は4月上旬~8月下旬、大阪・京都両府内で、無人の民家の無施錠の窓から侵入するといった手口で、空き巣など11件を繰り返した疑いがある。大阪府警は現金やネックレスなど約30万円相当の被害を裏付けた。このうち7件について窃盗罪などで起訴されているという。男は盗品について、大阪市西成区の路上で転売したと説明しているという。
府警によると、男は「足が悪く、長時間歩いたり運転したりできない」と話しており、知人の男(70)に車の準備や運転を頼んでいたという。知人の男は「日頃から金を無心されるのがいやで、泥棒を手伝った」などと話しているという。この運転手役の男も窃盗幇助(ほうじょ)などの罪で起訴されている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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