「漫画村」指示役とみられる男、一転して起訴内容認める

 人気漫画を無断で掲載した海賊版サイト「漫画村」をめぐる著作権法違反事件で、指示役とされ、同法違反の罪で起訴された住所不定、無職安達亙(わたる)被告(38)の第2回公判が6日、福岡地裁(蜷川省吾裁判官)であった。安達被告は起訴内容の認否を留保していたが、一転して認めた。

 起訴状によると、安達被告は漫画村の運営者とされる星野路実(ろみ)被告(27)ら男女計3人と共謀。2017年5月11日ごろに漫画「キングダム」516話、同29日ごろに漫画「ワンピース」の866話のそれぞれの画像ファイルを漫画村のサーバーに保存、誰でもダウンロードで見られるようにしたとされる。

 10月の安達被告の初公判では「ワンピース」をめぐる事件の審理が先行し、罪状認否で「今は何も話せません」と述べていた。その後「キングダム」の事件で追起訴され、6日の公判で改めて罪状認否があり、2事件とも「間違いない」と話した。(棚橋咲月)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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