戦国時代のキリシタン大名らが領内の仏教徒を迫害していた――。
迫害から逃れるため、ひそかにキリスト教の信仰を続けた「潜伏キリシタン」。長崎では関連遺産が世界文化遺産に登録され、その地を訪れる人は後を絶たない。一方、仏教徒が受けた迫害の歴史が顧みられることは多くはない。
9月、長崎県諫早市西小路町の古刹(こさつ)・天祐(てんゆう)寺で「開眼法要」があった。
ただ、魂を入れたのは仏像ではない。寺としては異例の聖母マリアとイエスを主題とした「聖母子」絵像だった。
寺の教えとは異なるキリスト…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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