「停電が起きるとキャッシュレス決済は使えない」「非常用持ち出し袋には現金を」……。便利な一方で、災害時のもろさが指摘されることもあった同決済。ただ、大手が昨夏、電波が不通でも支払えるサービスを始め、能登半島地震の被災地ではよく使われている。専門家は「キャッシュレス決済の抱える弱点の解決策の一つになり得る」としている。
石川県北部に支店がある金融機関の担当者は、発災から3日後にATMを確認して驚いた。大勢が引き出して減っていると思っていたATM内の現金が、むしろ増えていたからだ。
「家から避難所にたくさんの現金を持ち込むのをためらったお客様が、預けに来たのかもしれない。それだけ、現金がなくても生きていける状況だった」
最近は都心でも電波がつながりにくいこと、ありませんか? 今回の地震では、これに対処するためにペイペイが始めた新機能が活躍しました。
大手「PayPay(ペイペ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル