交通事故で起訴されたが、刑事裁判で無罪が確定した福岡市の女性(45)が、免許取り消し処分を無効とするよう県に求めていた訴訟で、福岡県は5日、上告しない方針を決定した。女性の訴えを全面的に認めていた二審の判決が確定し、女性に免許が返されることになる。
判決などによると、2017年2月、女性の軽トラックと原付きバイクが衝突。女性は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の罪で起訴されたが、裁判ではバイクが急に割り込んできた可能性もあるとして女性の過失を認めず、女性の無罪が確定した。
一方、県公安委員会は「刑事処分と行政処分は別」などとして無罪の確定後も女性への免許の取り消し処分を継続していた。
今年3月の一審・福岡地裁判…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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