「焼そば 並300えん」紙茶色に…昭和過ぎる食堂話題

 愛知県豊田市役所に近い中心市街地に、87歳のおばあちゃんが切り盛りする、昭和の雰囲気がいっぱいのレトロな大衆食堂がある。焼きそばやカツ丼などのメニューは約30年前から値上げをせず、10月の消費増税でも価格はそのまま。最近はネットを見て、懐かしさを求めてくる客もいるという。

 「大衆食堂 藤屋」。10畳ほどのコンクリートの土間に、鉄製の脚のノスタルジックなテーブルが六つと、折りたたみの椅子が並んでいる。壁に張られたメニューは「焼そば 並 300えん」「カツ丼 500えん」「ラーメン 350えん」など。紙が茶色に変色していて、ワープロで書かれたような活字だ。

 元号が平成になって間もなく、張られた。土木建築の仕事をする次男(57)が作ってくれたという。

 この当時あったメニューは、ビ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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