菅義偉官房長官は11日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」に出席していたとされる反社会的勢力を巡り、定義は難しいとの考えを重ねて示した。「犯罪が多様化している。定義で固めることは取り締まりも含めて、かえって複雑になる」と述べた。
政府が2007年に取りまとめた指針では反社会的勢力を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団・個人」と位置付けていた。菅氏は会見で、07年に定めた集団や個人が反社会的勢力に該当するかを問われると「当然だ」と答えた。
政府は10日の閣議で「反社会的勢力の定義は困難」とする答弁書を決定した。
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