東京都教育委員会は31日、区部の都立高校の男性主任教諭(60)を減給10分の1(1カ月)に、多摩地域の小学校の男性教諭(44)を戒告のそれぞれ懲戒処分とし、発表した。
都教委によると、主任教諭は2020年10月~昨年6月、「何座ってんだよ。ばかやろう。犯罪者か、てめえら。むかつくんだよ」などの発言を、少なくとも12回、計18人にした。同11月に都教委への公益通報で発覚。都教委はこれを不適切と判断、主任教諭は「生徒の行動に厳しく対応しないといけないと思った」と話したという。
小学校教諭は昨年5月、担任をしていた1年生の男児が授業中に消しゴムで遊ぶのをやめさせようと、手に持ったカッターナイフを天井に向けた状態で、「君は消しゴムを殺しています。私も君がやっていることと同じことをします」と話した。都教委はこれを威嚇に当たると判断した。数カ月後に別の児童の保護者が校長に伝えて発覚した。
教諭は「感情的になり、威嚇…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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