移住を呼びかける高知市のプロモーション動画が、優れたローカルCMや地方PR動画に贈られる「ぐろ~かるCM大賞2020」のPR動画部門で大賞に選ばれた。動画は、都会から高知県内に移住を希望する人が一時的に高知市内で暮らして希望地へ移る「二段階移住」を扱ったものだ。
同大賞は、テレビCMの戦略立案などを行うテムズ(本社・東京都)が運営する「ぐろ~かるCM研究所」が2015年から主催。今回は105作品の中から高知市と静岡県の企業の2作品が受賞した。
高知市が作成した約4分間の動画「#田舎暮らしは甘くない」は、移住のミスマッチを解消するための二段階移住を提案する内容だ。東京からの移住者と地元の男性2人が登場し、価値観の違いから、お互いが宇宙人の顔に見えることを打ち明ける。地元の男性は「時間をかけてお互いのズレを埋めていけばいい」と語る。
都会から地方に移住した6組のうち1組は移住地を離脱するというアンケート結果も示した。審査員からは「ユーモラスながらも、二段階移住に説得力を与える」と評価された。
動画は特設サイト(https://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/inaka-amakunai/
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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