夏空に響く金属音と、幾重にも重なる大きな掛け声。新型コロナウイルスによって奪われた高校野球の風景が、制限を受けながらも全国で少しずつ戻ってきた。夏の甲子園大会は戦後初の中止となったが、各都道府県では独自の大会も開かれ始めている。
最大の目標を失っても、球児らが仲間や家族、監督やコーチらと野球に捧げた日々がなくなるわけではない。世の中が「新しい日常」へと踏み出す中で、野球ができることの喜びをかみしめながら、最後の夏に臨んでいる。(高校野球取材班)
この後には、コロナ禍でも野球を続ける、福知山成美(京都)、淀川工科(大阪)、泉陽(大阪)、因島(広島)、加計芸北(広島)、上宮太子(大阪)、6校の野球部の生徒たちに密着した写真や記事がご覧にいただけます。
■福知山成美(…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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