新潮社が作家・百田尚樹さんの新刊小説を宣伝するキャンペーンを始めたところ、SNS上などで波紋が広がっている。小説を「ほめちぎる読書感想文」を求め、百田さんを気持ちよくさせた人に賞品を出す内容だったためだ。批判が相次いだことなどから、同社は5日夜、わずか2日でキャンペーンを中止すると発表した。そもそもどんな意図で始めたのか。同社に見解を求めた。
同社が「読書がすんだらヨイショせよ #ヨイショ感想文求む」と題するキャンペーンを始めたのは4日。7月に発売された百田さんの最新小説「夏の騎士」について「ほめちぎる読書感想文を募集!」などとつづったツイートを同社の公式アカウントで投稿した。
同社はまた、募集する感想文の「例」として、「王道は純粋なヨイショ」とツイッターで説明。「『国語の教科書にのせるべきだ』 読了後、最初に心に浮かんだ気持ちだ。この作品は人生に必要なすべてをおしみなく読者に与えてくれる。知らぬ間に涙が頰をつたっていた。『そうか。この本と出会うために、僕は生まれてきたんだ。』」との「見本」も提示した。
10月25日までの企画で、「百田先生を気持ちよくさせた20名の方に、ネットで使える1万円分の図書カードを贈呈!」ともつづっている。
これに対し、ツイッター上では…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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