福井、島根両県の知事が公舎に住まないと宣言し、巨大な屋敷が空き家になっている。時代とともに知事の住まいも変わるのか。
両知事とも4月の知事選で初当選した。福井県の杉本達治知事は就任後の記者会見で「公舎に入るのはやめておく」と発言。県外出身で選挙中に「福井に地盤がない」と指摘されたといい、「県人と認知していただくという意味もある。自分で福井に家やマンションなど基盤を持って生活することが大切」と説明した。
島根県の丸山達也知事も県外出身。県内に永住するため、自宅を購入する考えを表明した。就任後の会見では「住むところは自分で決めていいだろうと。知事公舎に住まなきゃいけないというルールがあるわけではない」と話した。
島根県の知事公舎は1986年…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル