琵琶湖の最北部にぽつんと浮かぶ竹生(ちくぶ)島(滋賀県長浜市)。古くから「神の島」と信仰を集めてきた小さな島へ、大津港(大津市)から向かう直行便が6月、約20年ぶりに復活する。以前からの参拝者に加え、「パワースポット」として若い世代の人気も高まり、再開を後押しした。
直行便を運航するのは、観光遊覧船「ミシガン」「ビアンカ」などを手がける琵琶湖汽船(大津市)。定員40人の高速船「ランシング」が就航し、直線で片道約50キロのルートを2時間15分ほどで結ぶ。
「(南北に長い)琵琶湖を縦断する航路は私たちの原点なんです」。琵琶湖汽船の川戸良幸社長(64)はそう力を込める。
会社の歴史は、前身の太湖(た…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル