「神戸まつり」直後の繁華街、警察が一時封鎖 騒然となった理由は…

杉山あかり 小川聡仁

 飲食店内で客をビール瓶で殴ったとして、兵庫県警は22日、ベトナム国籍の会社員の男(24)=神戸市灘区=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「ビール瓶を使ったかどうかは覚えていない」と容疑を一部否認しているという。

 国際捜査課によると、男は5月28日午後8時10分ごろ、同市中央区北長狭通2丁目のベトナム料理店で飲食中に、居合わせたベトナム国籍の30代の男性客2人の頭などをビール瓶で殴り、軽傷を負わせた疑いがある。何らかのトラブルがあったとみられるという。

 男は事件直後に逃走。店から「ベトナム人同士でけんかをしている」と通報があり、「包丁を持っている」との情報もあったことから、県警は周辺の道路を規制線で一時封鎖した。

 この日は同区内で「神戸まつり」が開かれた後で、現場の繁華街は人通りが多く一時騒然となった。

 防犯カメラの捜査などから男の関与が浮上。包丁の情報は誤りだったと同課はみている。(杉山あかり、小川聡仁)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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