「私は今を精いっぱい生きます」亡き兄へ 妹からの手紙全文

 栃木県那須町で2017年3月、登山講習中だった県立大田原高校山岳部の生徒7人と男性教諭1人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故から、27日で6年。亡くなった山岳部員、浅井譲さん(当時17)の妹、千鶴さんが兄への思いを手紙の形でつづった。全文は以下の通り。

    ◇

 お兄ちゃんへ

 あなたがあの日いなくなってから、早くも6年が過ぎました。私は当時11歳、今年の3月に誕生日を迎え17歳になりました。あなたが事故で命を失った年齢についに追いついてしまいました。

 同じ年齢になってみるとあな…

この記事は有料記事です。残り1054文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment