「私は何をすれば」7年前、悩む佐藤栞里を救った先輩芸人の一言とは

 心の底から笑い、ときに涙する。ピュアで等身大のキャラクターが老若男女に愛される佐藤栞里さんは、「笑ってコラえて!」など、数々のテレビ番組で活躍する人気者ですが、昔はバラエティーでどう振る舞えばいいのか悩んでいたそうです。そんな佐藤さんを救った一言とは――。

 7年前のことです。当時、私はバラエティー番組に出始めたぐらいの頃で、「この1日もし失敗してしまったら、きっと次はないんだろうな」という毎日でした。だから、緊張も不安もいっぱいだったと思います。

 その頃の私は、一つ一つの現場で自分がどうしたらいいのか分からず、「何をすればこの番組のためになるんだろう?」「何をすればみなさんが笑顔になれるんだろう?」と模索していた時期でした。

さとう・しおり 1990年生まれ。2001年にファッション誌オーディションでグランプリを獲得しモデルデビュー。「1億人の大質問⁉笑ってコラえて!」(日テレ系、水曜夜8時)など多数のバラエティー番組で活躍中。

 そんなとき、ずんの飯尾(和樹)さんとロケでご一緒することがありました。もともと飯尾さんのことが大好きでしたし、ロケで一緒になって、飯尾さんの言葉や行動で出会う人みんなが笑顔になっていくのを見て、「本当に素敵で楽しい方だな」と感じました。

 ロケの休憩中に、「こんな機会はなかなかないから、ちょっと質問してみよう」と、飯尾さんに「私はこの先、バラエティー番組でどうしていけばいいですかね?」みたいな質問をしました。

 すると、飯尾さんからこんな言葉が返ってきました。

 「雨の日ってみんなテンショ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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