「私は家政婦じゃない」記者も妻に言われた 40歳で知るジェンダー

 「男は黙って仕事」。誰から言われたわけでもないのに、そんな姿が男らしく、かっこいいと思い込んできた。

 現代の男性が抱える問題を取り上げた連載「『男性を生きづらい』を考える」の取材を通して、そんな自分の価値観は変えなければ、と思っている。

 今年40歳。2006年に新聞記者になり、20代の頃は休日も仕事をするのが当たり前だった。

 結婚し、子どもが生まれても家事や子育ては専業主婦の妻にほぼ任せきり。育休をとる同僚は増えているが、「自分には無縁」と思ってきた。

 そんな私が、ジェンダーを考える連載を担ったのはもちろん、自発的ではなかった。

 11月19日の「国際男性デ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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