橋本聖子五輪相は19日の閣議後記者会見で、東京五輪の聖火が20日午前に宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に到着することについて「予定通りに聖火が日本に向かってくるのを心待ちにしている」と述べた。
到着式の後、20~25日に聖火を東日本大震災の被災3県で巡回展示する「復興の火」が実施される。式に出席する橋本氏は「到着式と復興の火が、復興五輪の機運醸成につながることを願う」と強調した。
新型コロナウイルス感染抑止のため、震災で被災した地元の小学生約450人の到着式参加が見送られたことに関しては「子どもたちが何かの形で五輪に携わることができる場を組織委員会が検討すると聞いている」と語った。
国際オリンピック委員会(IOC)の委員やトップアスリートの一部から、大会開催を疑問視する声が上がっていることには「あらゆる声を聞き、IOCが判断するのだと思う。政府としては、予定通りの開催へ準備を進めることに変わりはない」と繰り返した。
河北新報
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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