東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出を統括するクリエーティブディレクターの佐々木宏氏が、開会式に出演予定だったタレントの渡辺直美さんの容姿を侮辱するようなメッセージをチーム内に送ったと報じられ、辞意を表明した問題で、渡辺さんの所属する吉本興業は18日、渡辺さんのコメントを同社サイトで発表した。
渡辺さんは、昨年、内々に開会式への出演を依頼されていたが、コロナ禍で延期となり、依頼も一度白紙になったと聞いていたという。「それ以降は何も知らされておらず、最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております」
自身の容姿について、「表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄(やゆ)されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております」としたうえで、「私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます」としている。
さらに一人の人間の思いとして、「それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております」とコメントしている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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