大阪府の吉村洋文知事は22日の記者会見で、民間の医療機関に勤務する医療従事者も対象に含む独自の手当を支給することについて説明した。
吉村知事は「異例の判断だが」との記者からの質問を受け「医療従事者の皆さんへの敬意だ」とした上で、「色々な専門家がテレビで色々なことを言っているが、ワクチンも無い未知のウイルスだから、誰も専門家はいない。そんな中、誰かにとっての大切な命を守るために自らを危険に晒しながら最前線でやってくれている医療従事者を全面的に支援するのは当然だ。異例なことをやってくれている皆さんに異例な措置を取るということ。だから大阪府が雇用主でないとしても1日3000円の特別応援手当、危険手当のようなものをお渡ししていく。あわせて民間の皆様から、“よし、応援してやろう”というご寄付をいただければ届けていきたい。すでに(「コロナ助け合い基金」に)安藤忠雄先生をはじめ、個人の皆さんからも経済的に厳しい中で“やろうじゃないか”という声を頂いているので、医療従事者の方々を支えていくべきだという輪を広げていきたい」とした。(ANNニュース)
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