「自分ばかり負ける」客が通報 賭博場の開設容疑で逮捕

 神奈川県警は15日、賭博場を開いたとして、カジノ賭博店従業員、高山博光容疑者(41)=横浜市南区永田北3丁目=を賭博場開帳図利容疑で逮捕し、発表した。「従業員として働いていたことに間違いありません」と容疑を認めているという。県警は同日、横浜市中区福富町仲通にある店舗を家宅捜索し、バカラ台2台やモニター、トランプなどを押収した。

 伊勢佐木署によると、高山容疑者は数人と共謀。この店舗で6月20日深夜から翌日未明にかけて、客4人にトランプを使ったバカラ賭博をさせ、手数料をとって利益を得た疑いがある。

 署によると、この店に初めて来店した30代の男性客が、料金で店側とトラブルになり、「自分ばかり負けている」と110番通報し発覚した。この客は十万円以上を賭けていたとみられるという。(林知聡、岩本修弥)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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