東海テレビ
18歳1か月で二冠獲得、さらに八段に昇段と、同時に2つの最年少記録を塗り替えた藤井聡太新二冠。地元の愛知県瀬戸市はお祝いムード一色です。 21日午後4時59分…。 木村一基九段:
「負けました」 藤井総太二冠:
「4連勝という結果は望外というか、自分の実力以上の結果が出たのかなという気がします」 王位戦・七番勝負で負けなしの4連勝。21日、木村一基九段(47)からタイトルを奪取した藤井聡太二冠(18)。18歳1か月で二冠を獲得し、史上最年少記録を28年ぶりに塗り替えました。 歴史的快挙を受け、地元の愛知県瀬戸市ではくす玉が割られ、万歳三唱。 瀬戸市民の女性:
「すごく瀬戸市民として誇りに思います」 また、名鉄尾張瀬戸駅前では午後7時ごろ、号外が配られました。 瀬戸市民の女性:
「最高です、嬉しいです。いい笑顔で、応援しています」 歴史的快挙を「望外」と語った藤井二冠。対局後に行われた会見では…。 藤井二冠:
「今年は新型コロナウイルスの影響で、2か月弱対局がないという期間もあったんですけど、普段以上にじっくり将棋に取り組めたという面もありますし、渡辺先生、永瀬先生、木村先生といったトップ棋士の方と多く対戦することができて、そういったところも自分にとっては成長の糧になっているのかなと思います。
二冠というのはあまり、なかなか実感が湧いてこないところもあるんですけど、そういった立場になってより一層精進して、良い将棋をお見せできるように頑張っていきたいという思いはあります」 Q.東海地方に二つ目のタイトルを持ち帰ることになりました 藤井二冠:
「ずっと応援してくださっている地元の方に、また一つ良い報告ができるのかなと思います」 瀬戸市の市役所には、新たな垂れ幕が掲げられ、藤井二冠を応援する特設コーナーでは、星取表に新たな勝利を示す白星がつけられ、ボードも「王位」のタイトルを書き加えたものに取り替えられました。 瀬戸市の担当者:
「地元からこれからも温かく応援していきたいと思いますので、今後も益々活躍して、またタイトルを取っていただけたらと思っています」 市役所以外にも横断幕が掲げられ、街全体がお祝いムードです。 瀬戸市民の女性:
「これ(号外)今もらってきた、喫茶店で。かわいいしね、応援しとる」 瀬戸市民の男性:
「瀬戸の宝じゃないですかね。日本一の騎士を目指してほしいです」 「瀬戸の宝」藤井2冠。21日朝、改めて福岡でインタビューに答えました。 藤井二冠:
「(Q.眠れましたか?)そうですね、はい。部屋に戻ってから自分でも少し対局の振り返りはしていました。師匠(杉本八段)とも少し電話で話をしました」
Q.瀬戸の自宅に帰ってやりたいことは 藤井二冠:
「家に帰ってから、まずは昨日の対局についてじっくり振り返られればと思っています」 出てくる話は、将棋のことばかり。 藤井二冠:
「(Q.将棋以外で何かやりたいことは?)そうですね、落ち着いたらパソコンを1台組みたいなと思っています。今は新型コロナもあるので少し難しいですけど、落ち着いたら旅行とかにも行けたらなと思っています」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース