北朝鮮による「衛星」の発射を受け、上空を通過したとみられる沖縄県では24日、全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴り、緊張が高まった。
打ち上げは再び行われるとみられ、防衛省は不測の事態を想定し、迎撃態勢を維持して警戒にあたる。
「建物の中に避難して下さい」
那覇市では24日午前3時54分、防災行政無線で「建物の中、または地下に避難してください」と呼びかけがあった。スマートフォンに届くエリアメールなどの通知音も鳴り響いた。
ごみ収集員の男性(48)は「普段は寝静まっている静かな時間に突然アラームが鳴り、びっくりした」。
出漁している漁業者もいた。宮古島漁業協同組合(宮古島市)は事前に組合員に発射予告について周知し、発射の発表があった際に無線で連絡を取りあったという。
栗山弘嗣組合長は「(漁などの)生活は変えずに、できる対応をしていく」と話した。
県や県警、第11管区海上保安本部などによると、午前9時現在で被害は確認されていない。交通各社は始発から通常通り運行している。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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