「謝罪聞きたかった」被告を見て涙の遺族も 京アニ初公判を終えて

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西崎啓太朗 関ゆみん

 2019年7月、京都アニメーションの第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され36人が亡くなった事件の裁判員裁判が5日、京都地裁で始まった。初公判の内容を聞いた遺族は、何を感じたか。

 京アニで人気アニメ「涼宮(すずみや)ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」や「響け!ユーフォニアム」のキャラクターデザインを手がけた池田(本名・寺脇)晶子さん(当時44)を事件で亡くした夫(50)は、初公判を傍聴した後、取材に応じた。

「あまりにも身勝手」

 事件から4年が過ぎ、ようやく迎えたこの日。「やっと始まってくれた。これで判決が出れば、子どもにも晶子にも報告できる」

 入廷した青葉真司被告(45)を見た時、涙がこぼれた。

 悲しいのか、無意識なのか…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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