近畿2府4県を管轄する陸上自衛隊第3師団(兵庫県伊丹市)の新師団長に23日付で就任した梶原直樹陸将(54)が24日、伊丹市の千僧駐屯地で着任式に臨み、「安全保障環境が一層厳しさを増し、地震や豪雨などの大規模災害への懸念が大きくなる中、自衛隊に対する国民の期待はますます高まっている。責務を自覚し任務を果たしてほしい」と訓示した。
式では、ヘリコプター3機と戦闘機や輸送車など122両が行進。梶原師団長は隊員833人に訓示後、記者会見し、「長い歴史と素晴らしい伝統、文化を有する近畿2府4県の防衛警備を受け持つ責任を重く感じ、精強な部隊を構築していく」と抱負を述べた。
梶原師団長は東京都出身で防衛大卒。第1特科団長や統合幕僚監部防衛計画部長などを歴任した。前任の田中重伸陸将(55)は23日付で教育訓練研究本部長に異動した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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