親会社のIT大手ヤフーと対立していた、オフィス用品大手アスクルの定時株主総会が2日、東京都内で開かれた。ヤフーとアスクルは、アスクルの個人向け通販「LOHACO(ロハコ)事業」のヤフーへの譲渡を巡り対立。ヤフーがアスクル創業者の岩田彰一郎社長の退任を要求し、大株主の文具大手プラスとともに岩田氏の再任に反対する議決権を行使した。2日の総会では、岩田氏と同氏を支持する独立社外取締役3氏の再任が否決された。ヤフーはアスクル株の約45%、プラスは約12%を保有し、過半数が4氏の再任に反対する形になった。
親会社の意向で社長の座を降り、取締役からも退くことになった岩田氏は、総会後の2日昼過ぎ、記者団の取材に応じた。
ヤフーが社長退任とともに独立…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル