星井麻紀
「100人の風呂敷リレーで、水100リットルを100メートル運ぶ最速タイム」でギネス世界記録の登録をめざすイベントが12月4日の午後、群馬県桐生市で開かれる。風呂敷には、オリンピック(五輪)の競泳金メダリストの水着にも使われた「超撥水(はっすい)加工」が施されている。
風呂敷は1892年創業の朝倉染布(桐生市浜松町1丁目)が開発。2006年に「ながれ」の商品名で販売を始め、これまでに約30万枚超を売り上げた人気商品だ。独自の撥水加工技術が特徴で、急な雨の日に傘代わりやレジャーシート、災害時の毛布代わりなど、幅広い用途に使える。11年度にはグッドデザイン賞を受賞した。今回のギネス世界記録に挑戦するイベントは、発売15周年を記念して企画された。
「ながれ」はバッグのような形に結べば、バケツのように水を運ぶことができる。イベントでは、バッグ状に結んだ「ながれ」に水5リットル入れたもの20個を、100人でリレーして100メートル運ぶ。ギネス世界記録の公式認定員が審査する。会場は朝倉染布と風呂敷のデザインなどで交流のある桐生市立商業高校の校庭で、同校生徒約60人も参加するという。
同社は現在、リレーの参加者(定員30人、応募者多数の場合は抽選)と応援の参加者(定員なし)を今月14日まで無料で募集している。雨天決行。氏名、住所、電話番号を書き、メール(guinness@asakura-senpu.co.jp
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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