「車という凶器の殺人」講演続ける父、最期に涙流した娘

 香川県内で死亡事故が絶えない。今年も20日までに5人が犠牲になった。2014年に小学5年だった一人娘を亡くした秋山隆志さん(50)=善通寺市=は、誰も同じ目に遭ってほしくないと、自らの体験を語り続けている。事故から間もなく6年。講演会は20回を超えた。(平岡春人)

昨年、高松市であった秋山さんの講演

 2014年1月29日。家でテレビを見ながら、実久の帰りを待っていました。午後3時20分ごろ、玄関チャイムが慌ただしく鳴りました。私たちの全てが変わる瞬間です。

 同じ登校班の班長さんがドアを開け、「実久ちゃんが事故に巻き込まれた! 早く来て」と言いました。

 現場に向かい、実久を見ると、…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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