「遅くても黙るわけには」抗議集会で女性は語った 辺野古で工事強行

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する市民団体などでつくる「オール沖縄会議」は12日、防衛省が辺野古北側の大浦湾で県の同意なしに着工したことを受けて、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議集会を開いた。約900人(主催者発表)が「代執行埋め立てやめろ」「地方自治軽視を許さない」などと声をあげた。

 集会は当初着工が想定されていた12日に合わせて計画されたが、国は10日に工事を始めた。

 沖縄県浦添市の上地綾子さん(61)は、ゲート前に初めて娘の新城祥子さん(28)と足を運んだ。「国の強制的なやり方は怖い。遅いかも知れないけど、黙って工事をさせるわけにはいかない。何か行動しないと」。報道で集会を知り、いてもたってもいられなかったという。

 自宅周辺では、普天間飛行場…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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