「遺族第一というなら…」 工場火災の三幸製菓、初の遺族説明会

 新潟県村上市で2月、米菓メーカー「三幸製菓」の荒川工場が全焼し従業員6人が死亡した火災で、同社は29日、初となる遺族説明会を荒川工場で開き、経営トップが謝罪した。再発防止に向けた取り組み状況の説明もあったが、すでに公表された内容ばかりで、遺族は怒りをあらわにした。

 「命を奪ってしまったこと、取り返しのつかないことをしてしまいまして、心よりおわび申し上げます」。冒頭、佐藤元保・代表取締役CEOは言葉を詰まらせながら述べた。

 三幸製菓はこれまで遺族への説明を個別にしており、遺族によると、遺族を集めた説明会は初めて。非公開で行われた。

 参加者によると、遺族側はパ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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