「里親になりたい」30代男性カップルを認定 名古屋市

 保護者がいなかったり虐待を受けたりして家庭で生活できない子どもを育てる養育里親として、名古屋市が30代の男性カップルを認定していたことがわかった。認定は2月10日付。国が定める里親の要件では同性カップルを除外していない。

 市によると、男性カップルは昨年秋、市内の児童相談所に「里親になりたい」と申請。児童福祉施設で養育に必要な実習を受け、専門家でつくる社会福祉協議会の審議を経て認定された。現在、この男性カップルが子どもを育てているかどうかについて、市はプライバシー保護の観点から明らかにしていない。市では昨年度、養育里親の登録は新たに25世帯あったという。

 厚生労働省によると、同性カップルによる養育里親は2016年12月、大阪市が男性カップルを認定したのが全国初のケースとみられるという。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment