四つの市民襲撃事件で殺人罪などに問われた指定暴力団工藤会トップの総裁野村悟(73)とナンバー2の会長田上不美夫(63)の両被告の第22回公判が6日、福岡地裁であった。工藤会系の元組長が出廷し、4事件とは別の過去の事件で「野村総裁に指示を受けた」とビデオリンク方式で証言した。
元組長は1998年の元漁協組合長射殺事件の当時、野村被告が組長、田上被告が若頭を務める工藤会の2次団体「3代目田中組」に属しており、2人の配下として仕えていたと証言。その上で自身が関わった事件として88年に北九州市小倉北区の健康娯楽施設「バーパス」で農薬がまかれた事件(自身は不起訴処分)など3事件を挙げた。
検察官から事件を起こした理由…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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