奈良市で街頭演説中だった安倍晋三元首相(67)が銃で撃たれて殺害された事件で、奈良県警は10日、奈良市大宮町3丁目、無職山上徹也容疑者(41)=殺人未遂容疑で現行犯逮捕=の自動車から、複数の穴が開いた木製の板を押収したと明らかにした。穴は銃痕とみられ、山上容疑者は「銃の試射のために使用した」と説明しているという。
県警は9日、山上容疑者の自宅マンション近くの契約駐車場から、容疑者名義の軽自動車を押収した。車の荷台には約1メートル四方の板が数枚あり、全てに複数の穴が開いていた。板について県警が尋ねたところ、山上容疑者は「銃の試し撃ちに使った」と話したという。県警は、山上容疑者が自作の銃を事件前に試し撃ちしたとみている。
県警は、事件で使われた銃は、1度の発射で複数の銃弾が飛ぶ構造だったとみて、作製時期などを調べている。
アルミホイルに巻かれたトレーも
車内からはアルミホイルに巻…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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