今月になって関東地方で相次いでいる強盗事件のうち5件に、警視庁が窃盗事件の容疑者として逮捕した19歳の男3人が関与した疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は各県警と連携し、東京都狛江市の大塩衣与さん(90)が殺害された強盗殺人事件とこれらの事件に関連がないか調べを進める。
19日に発生した大塩さんの事件のほかに、関東地方では1月9~14日に計7件の強盗事件が発生。このうち千葉県市川市、栃木県足利市、さいたま市西区、茨城県龍ケ崎市、同県つくば市で発生した計5件の特徴が、昨年12月に東京都渋谷区の貴金属店で発生した事件と似ているという。
捜査関係者によると、渋谷区の事件とそのほかの5件は、3人組▽粘着テープで緊縛▽ハンマーなどを使用▽人がいるときに押し入る、など手口に重なる部分があり、防犯カメラに映っていた逃走車両の特徴なども似ていた。
渋谷区の事件をめぐっては、警視庁が17~18日に19歳の男3人を窃盗容疑などで逮捕。うち1人は、調べに「金に困ってインスタグラムの闇サイトに応募した」と供述し、ダイレクトメッセージで犯行の指示を受けたと説明しているという。
一方、大塩さんの事件は、千…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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