性暴力被害者の支援などにあたるNPO法人の関係者らが14日、被害者が障害児や障害者であることに乗じた性犯罪を防ぐため、刑法に新たな規定を設けるよう求める約1万2千人の署名を法務省に提出した。
提出したのはNPO法人「しあわせなみだ」(東京都)など3団体の代表者ら。障害がある人の性被害は、障害の特性によっては自ら訴えたり立証したりすることが難しく、施設関係者や指導的な立場の人との力関係が背景にあることもある。同法人の中野宏美理事長は、「加害者をきちんと罪に問うためにも刑法の改正が重要だ」と訴える。
法務省が昨年3月に設けた「…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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