改修中の北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)に隣接する仮設見学施設で3日未明に発生した火災を受け、道は6日の会見で、警察と消防から「電気系統の不具合による出火の可能性は低い」との見解を示されたことを明らかにした。原因は現時点では不明という。
火災発生後、道が会見を開くのは初めて。3日に実況見分をした道警や札幌市消防局からは、3階の複数箇所で著しい焼損が見られたと指摘された上で、放火の可能性は低いとの見解を伝えられたことを明らかにした。旧本庁舎の八角塔屋根を公開するために造られた仮設見学施設のオープン時期については、「現時点では言える状況にない」とした。
道建築整備課によると、火災の119番通報があったのは3日午前0時27分。仮設見学施設(3階建て)の3階部分約150平方メートルが焼け、約2時間半後の午前2時54分に鎮火した。
道側は会見で、旧本庁舎の歴…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル