恋愛感情につけ込んで男性から約1億1700万円をだまし取ったとして、名古屋地検は10日、住居不定無職渡辺真衣容疑者(25)=公判中=を詐欺罪で追起訴し、発表した。起訴対象の詐取額はこれで計約1億5千万円となった。
渡辺容疑者は「頂き女子りりちゃん」と称してSNSで活動。「パパ活」の相手から金銭的援助を受ける方法をマニュアルにして販売するなどしていた。
追起訴内容は、渡辺容疑者が2023年8月までの約2年半で、東京都内またはその周辺で、50代男性に「家賃を滞納していて退去を免れるために支払いが必要」などとうそを繰り返し、計約1億1700万円をだまし取ったというもの。
渡辺容疑者は問題となったマニュアルを販売し、大学生の女(21)=詐欺罪で公判中=の詐欺行為を手伝ったとされる詐欺幇助(ほうじょ)罪や、別の男性から約3800万円を詐取したとされる詐欺罪でも起訴されている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル