「食事を我慢しない」低糖質パンが人気 糖尿病の祖母きっかけで開発

 血糖値が高い人やダイエット中の人でも糖分を気にせずパンを食べたい――。そんな願いをかなえる「低糖質パン」が人気だ。パンづくり未経験の男性が開発した。「病気の祖母にもおなかいっぱいパンを食べてほしい」との思いがきっかけで生まれた。

 「糖質75%カット」

 「こんな方におすすめ ダイエット中でもおいしいものを食べたい 血糖値が気になる」

 名古屋市東区の桜通り沿いにあるパン屋「Nucca車道店」。全面ガラス張りの店頭には、こんな宣伝文句が並ぶ。

 小麦粉の代わりに糖分の少ない「ふすま粉」を使ったパンが看板商品だ。糖分量が通常の4分の1程度で、血糖値の上昇を緩やかにおさえることができる。

 1日500個以上売れることがある食パンのほか、ベーグルやピザなど種類は豊富だ。店主の竹田圭佑さん(44)は「糖分を気にせず食べてほしい」と話す。

 竹田さんが低糖質パンの開発…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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