バスの車内で乗客女性に身体を密着させたとして、兵庫県警の阪神方面の署に勤務していた20代の男性巡査が戒告の懲戒処分を受けていたことが、朝日新聞の情報公開請求でわかった。4月14日付。巡査は同日付で依願退職した。
監察官室によると、巡査は3月6日朝に出勤途中のバス内で20代の女性に身体を密着させたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検された。巡査は容疑を否認したうえで「自分の注意が至っていないせいで怖い思いをさせて申し訳ない」と話しているという。
また西播方面の署の20代男性巡査長は2月10日未明、酒に酔った状態でコンビニのガラス扉や民家の窓ガラス、車のフロントガラスを殴るなどして割った器物損壊容疑で現行犯逮捕された。
巡査長は勤務明けの9日正午ごろから同僚と居酒屋などで飲み始め、最後は1人でバーやキャバクラに通っていたという。4月14日付で戒告の懲戒処分を受けた。「飲み過ぎて自分を制御できなかった」と話しているという。(高木智也)
消防でも懲戒処分、庁舎内で性行為
兵庫県芦屋市消防本部は19日、消防庁舎内で性行為をしていたとして、男性消防士長(30)と女性消防士(25)を停職2カ月の懲戒処分とし、発表した。
同本部によると、昨年7~11月、月に1~3回、勤務日の夜の仮眠時間に庁舎内の女性仮眠室や男子トイレで性行為をした。職員の通報で発覚した。
2人は行為を認め、「プライベートの相談をしているうちに親しくなり、合意のもと行為に至った」と説明しているという。
史上最年少の26歳で今月就任した高島崚輔市長は職員向けサイトで、「職員一人ひとりが今回の『信用失墜』を自分ごととして捉え、業務に誠心誠意あたることを積み重ねるしかない」などと呼びかけた。(真常法彦)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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