宮崎県は19日、新富(しんとみ)町の養鶏場で数羽の死んだ鶏が見つかり、鳥インフルエンザの簡易検査の結果、陽性が確認されたと発表した。県の家畜保健衛生所でPCR検査をし、国が高病原性と判定すれば殺処分に入る。
この養鶏場では採卵鶏16万羽を飼育している。19日午前9時ごろ、家畜保健衛生所に「死んだ鶏が増えた」と通報があり、午前11時半ごろに現地で陽性を確認した。県は感染拡大の懸念から、この農場からの鶏の持ち出しを禁止し、半径10キロ以内の83農場(飼育数約332万羽)に移動の自粛を要請した。感染が確定した場合、この養鶏場から半径3キロ以内を「移動制限区域」、半径3~10キロ以内を「搬出制限区域」に設定する。
宮崎県は肉用のブロイラー出…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル