大阪府高槻市は3日、新型コロナウイルスの感染症対策として、友好都市の中国・常州市から医療用マスク3万枚が贈られたと発表した。箱には、爆発的な感染拡大が懸念されている日本を励ます内容のメッセージも添えられていた。高槻市が2月、常州市へマスクの提供などの支援を行っており、その恩返しという。 高槻市は3日から、感染が疑われる帰国者や濃厚接触者の外来を受け入れる市内の医療機関に順次配布する。
マスクは3月30日から4月3日にかけて到着。マスクが入った段ボール箱には日本語で「高槻頑張れ、日本頑張れ」というメッセージや「お互いに助け合いましょう」などを意味する漢詩が添えられていたという。
高槻市は中国国内で感染が広がった2月6日、常州市にマスク1万枚と防護服300セットを支援していた。
高槻市と常州市は昭和62年、友好都市提携を締結。市民の親善訪問や行政視察団の受け入れなど、交流を深めてきた。
高槻市危機管理室の担当者は「温かい支援に感謝する。マスクは大切に使わせていただきたい」と話している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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